
「記憶力が良い」と「物覚えが良い」というのは厳密には違うのだそうな。
憶えたいと思ったものを意識的に記憶に刻める能力が"記憶力"であって、些末なことを偶々良く憶えているのとは別らしい。
その二つを引っ括め、僕はメロディを憶えることに比較的長けているようで、家庭内楽曲検索機として利用されることもしばしば(笑)
さて、先週のある日、打合せの為車で北青山まで出向いた時の話。
秋晴れの清々しい空気が心地良い昼下がり。
珍しくどこの道も空いている。
至極快適である。
出かける直前まで作業していた若干煮詰まり中のある曲のアレンジのことは極力考えないようにする。
表参道に差し掛かる。
そこも車はまばら。
ふと見上げると高い空に飛行船が気持ち良さそうに浮かんでいる。
ちょっと出来すぎの観もある午後のスタートである。
と、何故か突然ある曲が歌詞付きで湧き上がる…
♪誰かさんと誰かさんが麦畑。
チュッチュッチュッチュッしている、いいじゃないか。
僕には恋人無いけれど、いつかは誰かさんと麦畑♪
…うへっ?
な、何故!?
ドリフターズである。
加藤茶である。
"志村以前"である。
…なんだかなぁ。
別に"忘れたい記憶"ではないのだけれど、なんとも微妙な…
「どちら様? で、御用件は?」な感じの記憶の襲来。
大きな会社の受付なら、嬢様方が「誰が相手をするか?」牽制のアイコンタクトをし合うであろうこと間違い無しなタイプ(笑)
たまにあるんだなぁ、その手の無意識の悪戯(?)。
いったいどうなっているんだろう、僕の記憶野は。
えー、作者が気になったので検索してみると、曲はスコットランド民謡、詞はなかにし礼さんの手によるものだそうな。
なるほど、民謡は強いわ!
でも・・・
どうも悔しぞ!?
